屋上のある家!メリット・デメリットの解説

住宅を建設する時には、屋上を設置することもできます。ですが、住宅に屋上を設置することにはメリットだけでなくデメリットもあるので、メリットとデメリットをそれぞれ十分に知ってから、造るかどうか決めた方が良いでしょう。
住宅に屋上を建設することのメリットとしてあげられるのが、さまざまな目的で活用できることです。外で食事がとれることも、設置することのメリットです。室内で食べる食事とは違った楽しさを味わうことができ、晴れた日の日中や星の見える夜などは食事をするには最適な時間です。食事がしやすいようにテーブルや椅子などをあらかじめ運んでおけば、外で食事がしたい時にいつでも食べることができます。家族のコミュニケーションをとるために屋外の食事を役立てることもでき、いつもとは違う環境で食事をすることで、互いに新鮮な気持ちになれます。
家庭菜園を楽しめることも、住宅に屋上を建設することのメリットです。庭を設置できるスペースがない住宅であっても、屋上を庭の代わりとして使用することで、好きな植物を育てることができます。屋上は家の中でも特に日当たりが良い場所であるので、植物を育てるためには最適な場所です。屋上を庭代わりにすれば、庭を設置するはずだった場所の土地を住宅用に使用できるため、建物を大きくできるメリットもあります。
洗濯物が乾かしやすいことも、屋上を造ることのメリットです。一般のベランダよりも日当たりが良いので、厚めの洗濯物も短時間で乾かしやすくなります。ベランダよりも広いスペースを利用できるところも、洋服を乾燥させやすいポイントです。家族が多くいて毎日の洗濯物が多い家庭も、余裕を持って洗濯物を乾かすことができます。サイズの大きいものを洗濯する時にも屋上があると便利で、ベランダでは干せないようなものも干すことができます。
子供がいる家庭にとっては、子供が遊ぶためのスペースとして使用できることもメリットです。動物を飼っている人は、動物を遊ばせるためのスペースとしても利用できます。大人が天体観察などの趣味のために利用することもできます。
その一方で屋上を設置することにはデメリットもあります。その中の一つが建設のための費用が高くなることです。屋上を造ることで費用が高くなるのは、屋上に行くための階段を住宅内に設置する必要があるからです。下に物や人が落ちないようにしっかりと防止対策をしなければいけないことも、屋上を設置する時のデメリットです。落下防止対策のための設備を造るためにも、多くの費用が必要になります。